ひたむきにひたすらに仙台東リーグ



ハンディに負けない感動の姿

 平成15年6月29日、来週に迫った全日本選手権の東北代表仙台東リーグさんと、同リーグ所属黒松フレンズさん のマイナーチームを山形県中山町の山形県野球場に迎え、練習試合を行いました。
山形リーグは完敗ではありましたが、全国のレベル、世界を目指すレベルが、自分達の野球とどれほど違うのか、 身をもって体験できたと思います。東北で勝つことは簡単でないことはわかっているものの、具体的に その姿を見て、来月末の選抜東北大会に臨む心構えにも生かして欲しいと思います。

写真は仙台東のピッチャーのものです。おそらく右手にハンディを持った少年だと思いますが、そのハンディと 真っ向から戦って野球に取り組んでいるのだと思います。サウスポーですが、グラブを右手に支え、投球完了と 同時に左手にグラブをはめます。まるで大リーガーのアボット投手のようでした。
ハンディを持った少年を受け入れたチームと、ハンディに負けずに頑張る本人と、彼を支えた家族や関係者の 皆さんの姿を思うと、感動以外の言葉が見つかりません。
是非全日本選手権本番でも、頑張って欲しいと思いました。

マイナーの子供達は、兄貴達の試合結果など気にも止めず、自由奔放な野球で応援団を楽しませてくれました。 マイナーの試合結果をご覧ください。勝っても負けても、もっと頑張れ山形リトルリーガー達です。



【第一試合(山形県野球場 本球場)】
黒松 0 4 0 0 0 4
山形 3 2 0 3 X 8X

山形 冨樫、安部−調所

黒松 浅野−大津、柴田

三塁打 鈴木純(山形)
二塁打 安部×2、鈴木純、調所、横川(山形)、角谷、郷古、浅野(黒松)
 山形マイナーは魔法使いのような集団です。野球は決して上手くないのに、平気な顔で試合をします。
良い結果が出るとこの試合のように、打ち勝っていきます。
 黒松のサウスポー浅野君は非常に良いピッチャーでした。クロスで外側から右バッターのインコースを 通ってバッターの体にボールが向かってきますので、山形マイナーの子供にはまず打てません。しかし、 残念なことにキャッチャーが構えたミットに対し角度が大きすぎ、ベースの角を通過しません。 外から真中に投げる球が打たれていました。来年はすごいピッチャーになるような気がしました。
 新しいマジックとしては、安部が初マウンドで慌てることなく4回、5回を無失点に抑えたことでした。 特に4回は3者連続セカンドゴロで、力で押せる投球となりました。
何も考えずに打つ、山形マイナーマジックでした。


【第二試合(山形市少年運動広場)】
黒松 6 0 4 0 0 0 10
山形 1 0 0 0 0 1 2

山形 鈴木純、佐藤、五十嵐、長谷部−調所

黒松 ?-?


 山形先発の鈴木純は、立ちあがり雪辱に燃える黒松打線につかまります。火達磨状態で 6点を失います。二番手初マウンド佐藤も4点を失います。
 打線は良いピッチャーには全く歯が立たず、初回鈴木純の三塁打で奪った1点のまま最終回を 迎えます。以外と最終回に打線が爆発したりするのですが、この日のマイナーは1点で 止まってしまいました。でも完全に抑えられながらも、1点返す粘りはこの子達の山形 らしくないところを感じます。
 来月の岩手ミズノ旗大会でも、のびのび野球で父兄を楽しませてくれるよう、これから 最後の頑張りを見せて欲しいと思います。